母校の口腔外科に9年間在籍した後、私は新しく都内に設立された順天堂医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センターの歯科口腔外科に勤務しました。
その病院には現在も、私の診療所が休診である木曜日に非常勤として行っています。そこには、お元気なお年寄りから入院中のお年寄りまで様々な方が受診されます。そんな中、最も多い治療は入れ歯の作製です。
これを読んで下さっている方のなかにも、現在の入れ歯で上手く噛めないと悩んでいる方もいらっしゃると思いますが、私自身もどうすればもっと上手な入れ歯を作ることが出来るのか、日々悩まされております。それと同時に、口から食べることの重要さを痛感させられます。と言いますのは、入院患者さんで点滴のみで栄養補給をされていると、日に日に衰弱していくのがわかるのです。やはり、口から物を食べることに勝る栄養補給は無いのです。そして、噛むという動作は脳を活性化し、脳梗塞の患者さんにとっても良いという報告があるのです。
1本や2本歯を失っても物は食べられます。でも、その分現在ある歯に負担がかかり、それがまた1本歯を失う原因にも成りかねないのです。そして、入れ歯になって初めて入れ歯の不自由さと自分の歯で噛む大切さもわかるのです。
どうか一生自分の歯で噛むことが出来る様、そのお手伝いが出来れば幸いです。
高齢者医療センターへの勤務経験からお年寄りの方への歯科治療には力を入れています。
今まで来院されていてお体が不自由になった方への往診をはじめ、初診での往診も受付ていますので、お気軽のご相談下さい。
老人施設等への訪問歯科診療(往診)も行っています。
当院近隣の西国立周辺から立川市内が中心になりますが、ご希望の方はご相談下さい。
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